【社長のブログ vol.8】「水難事故」に備えるために
会員の皆さま、保護者の皆さま
いつも長岡スイミングスクールをご利用いただき、誠にありがとうございます。
毎年この季節になると、全国各地で水難事故のニュースが報道されます。
今年もすでに、海や川で悲しい事故が発生しています。
【2025年6月23日|神奈川県・鎌倉市(由比ガ浜海岸)】
17歳の高校生が波打ち際で遊んでいた際、離岸流に巻き込まれて沖へ流されました。
救助後に病院へ搬送されましたが、残念ながら死亡が確認されました。
また、一緒に流されたインドネシア国籍の27歳男性は軽度の脱水症状で、
命に別状はありませんでした。
事故当日は強風注意報が出ており、海上保安庁は離岸流への注意を呼びかけています。
【2025年6月21日|奈良県吉野町・吉野川】
神戸市東灘区在住の21歳の男性(アルバイト)が、友人10人と川遊び中に流されました。
約3.5mの深さの川底に沈んでいるところを、遊んでいた場所から約20m下流で発見。
消防と警察による捜索の後、病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
■海や川での安全確保のためのポイント
自然条件に注意する
強風・高波・離岸流など、天候や海の状況が悪化している時は、監視員がいない海辺での遊泳は控えましょう。予測できない深みや流れに警戒を
吉野川のように、急に深くなったり、流れが変わりやすい場所では立ち入りに注意が必要です。ライフジャケットなどの装備を活用する
事故に備えるには、ライフジャケットや救命胴衣の着用が効果的かつ実用的です。特にお子さまには必ず着用させましょう。必ず複数人で行動する
海や川で遊ぶ際は、最低でも2名以上で行動し、互いにサポートできる体制を整えておくことが大切です。
■ナガスイの取り組み
長岡スイミングスクール(ナガスイ)では、2年前から毎年夏休み前に、
水難事故防止セミナーとライフジャケット着用による安全水泳教室を開催しています。
また、会員さま向けにライフジャケットの無料貸し出しも実施しており、ご家庭での水遊びにも活用いただけます。
今年も、7月6日(土)に「水あそび安全教室 〜親子で学ぼう!水の安全〜」を開催予定です(参加費無料)。
お子さまと一緒に、楽しく安全について学ぶ機会として、ぜひご参加ください。